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【爆弾低気圧】微かな背徳感をつぶやく

古川桃流(執筆メンバー)

 

中間小説アンソロジー「爆弾低気圧」第三号のテーマは「わるい大人」です。

このテーマを聞いたとき、若者をだます大人や、世間ずれしていない人をこき使う悪人を想像しました。

内緒ですが、私は「仕事に慣れていなかったころに、いいように使われて、今思えば非常に不愉快である」という明確な個人的体験に基づいて書きました。本人にばれないことを願っています。

 

さて、集まった作品を読んでみると、それぞれに、わるい大人像が違うのですね。

あんな大人や、こんな大人、たとえば……おっと続きは「爆弾低気圧」第三号をお読みください。

いろんな、わるい大人が見つかります。

 

さて、ツイッターを眺めると、普段とは違う景色が見えることがあります。

たとえば、夜中に号泣する赤ちゃんをなだめ、授乳しなければならないお母さん。

孤独を感じつつ、ふとツイッターを見ると、そこには同じように静かに授乳しているお母さんたちがいる。

別に具体的に助け合えるわけじゃないけど、なんだか仲間がいるようで安心したりする。そんな風景があるのです。

 

「わるい大人」でツイッター検索すると、プチ背徳告白がたくさん見つかります。

夜中にラーメンを食べたとか、アイスクリームをバケツごと食べたとか、朝からお酒を飲んだとか、クーラーをガンガンに効かせてるとか。

子どものころには禁じられてたことが、大人になってできる、けど、ちょっとはばかられるという思いの告白です。

 

読んでいるうちに、もっといろんなプチ背徳告白を読みたくなったので、ツイッターに投稿するテンプレートを作りました。

悪事というほどではないけれど、職場や学校ではおおっぴらに話しにくい、そんなわるい大人エピソードを、ぜひお聞かせください。