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すみえとゆりえと六畳書房

岩舘澄江短歌集『チェルノブイリツアー』、深川ゆりえ『訂正しつづけるディズニー』『永代の家』、武藤あかり（六畳書房店主）『田舎とハイヒール』を頒布します。

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メッセージ

◆岩舘澄江◆

2018年に参加したゲンロンチェルノブイリツアーの体験をもとに、写真付きの歌集を制作しました。

あれから早くも5年以上経過し、その間コロナパンデミックとロシアのウクライナ侵攻が勃発、私は短歌の活動を始めました。

旅というのは世の中が平和で私達が健康であるからこそできるものなのだということを改めて感じつつ、本歌集をまとめました。

5, 7, 5, 7, 7のリズムで読んでいただければ幸いです。

＊短歌集『チェルノブイリツアー』

　岩舘澄江：歌人奥村晃作に師事。コスモス短歌会、短歌同人誌COCOONに所属。

　四六判／カラー（写真）／68ページ

◆深川ゆりえ◆

以下の２冊のZINEを頒布します。

『訂正しつづけるディズニー』は、創業100年を迎えたディズニー社の強さの秘訣を紐解く論考と、東京ディズニーランドの誕生秘話を綴った補稿「浦安ものがたり」の２つのテクストを収録。

ディズニーにあまり関心が深くない方にも興味を持っていただける内容になっているかと思います。たとえば、こんなことに関心のある人におすすめです。『訂正する力』（東浩紀、2023年）、ジェンダー、ポリコレ、日米現代史、ビジネス、著作権、IP、アニメーション、映画史、ジブリ、公害、ブランディング、マーケティングetc.

『永代の家』は都内に建つちょっと変わった住宅とその周辺にまつわるフォトZINEです。建築、職人、ものづくり、アート、文芸、写真、街歩き、飲み屋、コミュニティなどに関心のある人におすすめです。住宅同様、さまざまな分野で活躍している方々に参加していただき、完成しました。

＊『訂正しつづけるディズニー』

A4／50ページ／2024年3月30日発行

＊『永代の家』

秋山佑太（設計ステイトメント）、櫻木みわ（掌握小説『宝石箱』）、谷頭和希（街歩きテキスト）、中島晴矢（『断酒酒場番外編』）、加藤純平（住宅写真）ほか

B5／カラー／48ページ／2024年3月30日発行

◆六畳書房◆

北海道、浦河町の六畳書房店主・武藤あかりです。2014年以来、町で唯一の新刊書店でしたがこの春5月に店舗を閉め、無店舗での活動となりました。

閉店を機に、自分が生まれ故郷で本屋をやろうと思った意味をあらためて考え、お客さまや応援してくださった方へのお手紙のようなつもりで短いエッセイを書きました。

本屋の経営にまつわる話は載っていませんが、「地元」があり、その土地への愛憎を感じる方々に読んでいただけると嬉しいです。

当日は現地参加できず頒布品の販売のみとなります。動画プラットフォーム「シラス」にて配信をしており、ゲンロン友の会を通じて知り合ったすみえさん、ゆりえさんと合同で出展させていただきます。

＊『田舎とハイヒール　—六畳書房の訂正記　本屋で私が売りたかったもの—』