虐殺を許さぬ本好きにんげんの日記をまとめたZineと、パレスチナ連帯グッズ(刺繍パッチ、刺繍栞)を販売します。売上はすべてガザ支援のために寄付します。
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半年以上もガザでのジェノサイドを目撃しています。
わたしはもともと現実よりも本が好きですが、これほど残虐なことが続いていても何事もないように世界が回っていることに混乱しています。毎日毎日身体のちぎれた子どもの遺体を見て、感情を見失いました。
本の中に書かれたきれいな言葉に何の意味があるのかわかりません。物語を信じて生きてきましたが、今は心の表面を上滑りしていきます。ガザで起きていることと比較したら針の穴よりもずっと小さな、取るに足らないことだけれども、好きな物語に浸れなくなったことはわたしという個人にとっては大事件です。
きっとこれから平和の尊さを説いた物語や、日常を丁寧に慈しむような物語もたくさん生まれるのでしょうが、本棚の沈黙に心をすりつぶされた読者はそういうのをどう読めばいいんでしょうか。
本を作るひとたちに、本は何のためにあるものなんだと問いを投げかけたいです。
そのような怒りを分解再構築し、純粋な感動を取り戻そうと試みたエッセイと、最近読んだ本の感想や日記などをまとめたZineを発行します。
そのほか、パレスチナ連帯グッズを販売します。
これまでイベントなどで委託販売していたクロスステッチのちいさい刺繍パッチに加え、
新たにパレスチナ刺繍の栞(NEW!)を作りました。
瓦礫の灰色と血の赤で覆われた世界しか選べないひとがいることは不当だと主張したいため、カラフルな糸で刺繍しています。色と図案の組み合わせはランダムで、人間同様にどれも世界にひとつだけです。
◇ 売上はすべてパレスチナに寄付します。
寄付先は以下を予定しています。(状況によって変わる可能性あり)
・UNRWA
・日本国際ボランティアセンター
・Go Found Me(クラウドファンディング)を通じた個人への寄付
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