故郷喪失者が故郷喪失をテーマに書いた作品14篇収録のアンソロジー『沈んだ名 故郷喪失アンソロジー』と過去作2篇収録の「鳥の神話文庫」を出します。
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藤井佯のブースです。ふだんは、鳥の神話を伝えています。
編集を務めたアンソロジーと、過去作を再録した文庫本を主に販売します。
①『沈んだ名 故郷喪失アンソロジー』 ¥1,500
故郷を喪失したと自認する書き手が「故郷喪失」をテーマに書いた全13編の小説・エッセイと、それらをふまえて藤井が書き下ろした論考1編を収録したアンソロジーです。「故郷喪失」とは一体何なのか、なぜいまそれを語るのかという問いに真摯に取り組んだ、選りすぐりの作品が揃っています。
制作にあたってクラウドファンディングを実施し、358,800円(目標達成率119%)の調達を達成、101名からご支援をいただいた話題作です。
〈収録作〉
いとー「あらかじめ決められた喪失者たちへ」
城輪アズサ「ロードサイド・クロスリアリティの消失」
闇雲ねね「これはあくまで私の話」
オザワシナコ「採集作業」
江古田煩人「帰郷の旅路」
伊島糸雨「塵巛声」
万庭苔子「回転草(タンブルウィード)」
藤井佯「安全で安心な場所」
湊乃はと「遺愛」
灰都とおり「絶対思想破壊ミーム小夜渦ちゃん」
神木書房「祝杯」
犬山昇「壊れていくバッハ」
玄川透「富士の雅称」
藤井佯「あらゆる故郷に根を伸ばす——なぜ故郷喪失を語るのか」
②『托卵/わたしはエミュー』 ¥800
かつて主宰していた造鳩會という文芸サークルにおいて、異界と此界のあわいに佇むことを目指した文芸誌『異界觀相』を2巻出しました。おかげさまで売れ行きがよく、現在は入手困難となっています。今回は、異界觀相に収録した2篇「托卵」と「わたしはエミュー」を再録し、一冊にまとめた文庫本を販売します。また、現在「托卵」の大幅リライトを実施中です。文庫本をご購入の方には、托卵リライトの進捗状況を随時更新する限定公開ページにご招待します。新版「托卵」(現在7000字程度)も限定公開ページ上でお読みいただけます。冬くらいには完成していると思うので、気が向いたときにサイトを訪問いただけると嬉しいです。
③『リライト裏話』 ¥200(予定)
『托卵/わたしはエミュー』を改稿するにあたってどのような紆余曲折があったのかをまとめた制作裏話のコピ本です。②とまとめ買いで1000円ぽっきり☆
↑当初はリライトの完了までを記録として残す予定だったのですが、星々文芸博当日までにリライトが間に合いそうにないので、(ページ埋めのために)なんか別の話題もだらだらやるかもしれません。
また、当日は限定特別価格として①〜③をすべてご購入の方は、2200円でお求めいただけます(300円お値引き、数に限りがあります)。あと、これまでに書いた詩を和紙のシールにしたやつとかも少しだけ売るかもしれないです。よろしくお願いします。
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