心の余白をつくるインディペンデント・カルチャー・マガジン『VACANCES バカンス』を年2回発行しています。5月19日発行の最新4号のほか、既刊の第3号など。
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『VACANCES バカンス』の最新第4号を5月19日に発売しました!
今号の特集は「待ちびらき」。
魅力的な寄稿の数々に、インタビュー、雑談、言葉遊び、哲学対話といった活字の冒険を詰め込みました🚴♂️
価格は1,200円(税込み)です。
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『VACANCES バカンス 4』
待ちびらき
■Contents
カバーイラスト|西村ツチカ
【雑談と言葉遊び】
青松輝×島口大樹×瀬口真司
【インタビュー】
ダ・ヴィンチ・恐山
二ノ宮隆太郎
【哲学対話】
永井玲衣(さんと編集部)
【寄稿】
大橋裕之[マンガ]
小原晩[小説]
黒田杏子(ON READING)[エッセイ]
布施琳太郎[小説]
葉山莉子[エッセイ]
【編集部の創作】
硬井グミ[小説]
もりみわこ[詩]
縞馬は青い[小説]
【プライベートビーチより(巻末企画)】
・友人・知人に聞いた「あれってなんだったんだろう?」な出来事を16本収録
・編集部カルチャーレビュー(『花の在りか』『ラジオ下神白』)
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Staff:
編集・発行|原航平+上垣内舜介
デザイン|岸田紘之
協力|もりみわこ
写真(P70-71,139)|小野奈那子
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【概要】
編集・ライターの仕事をしている原航平と上垣内舜介が主導し、インディペンデントな体制で作っているカルチャー雑誌『VACANCES バカンス』。その第4号は「待つ、ひらく」をテーマに制作を開始し、インタビューや哲学対話を経て「待ちびらき」という存在しない言葉にたどり着きました。今回も、(本来の本作りには欠かせない)マネタイズや目的に囚われない熱量に身を任せた制作体制から、場や機会を開いて何かの到来を「待つ」実験的な誌面作りに挑戦しています。
(編集後記より)
「待つ」はどうしても受け身に感じてしまう言葉なので、悲惨な戦争が世界で起こり、私たちの生活を危ぶむ政治的・社会的な問題が降り積もる今この瞬間に「待つ」なんてそんな悠長なことを……と思わないこともありません。日々を過ごしていると、「いま動かないでいいのか?」とせき立てられる気持ちがほとんどです。ただそれでも、「待つ」には可能性があると思います。私たちがこの本で及んだ「待つ」は、ただ独りよがりに受け身でいる状態ではなく、抵抗としての小休止、あるいはよりよく生きるための祈りのようなものでした。また、ご寄稿いただいた作品には、日常の中でふいに訪れる「待つ」仕草の愛らしさや虚しさがさまざまに描かれています。待ちながら、心や体をひらいておくこと。場や機会をひらきながら、偶然を待つこと。私たちはそんな「待ちびらき」を実践し続けてみます。
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